麻(リネン)ってどんな素材?ソムリエの素材講座  vol.7
素材と機能性

2020/06/09

麻(リネン)ってどんな素材?ソムリエの素材講座 vol.7

素材の種類について以来のソムリエの素材講座第7弾、今日は夏と言えばの麻(リネン)についてです。

 

麻は以前チェックした綿と同じく、歴史ある天然繊維。ですが、意外にも(私的には!?)綿より麻のほうが最古の衣料品向け繊維と言われています。

 

リネンとラミー

 

日本では麻と表記される原料にはリネンとラミーがあります。

違いはその産地で、リネンはヨーロッパで、ラミーはアジアでよく使われてきました。

素材感も大きく異なり、ラミーの方がコシ感があり、リネンの方が柔らかいです。

高級麻の代表格で、『フレンチリネン』と呼ばれますが、これは原産地がフランス北部のリネンのためこう呼びますが、ひときわ風合いが柔らかいものになります。

 

kinarino

 

特徴は?

 

メリット:吸水性、耐久性、速乾性

デメリット:縮みやすい、シワになりやすい

 

シワになりやすいなどのデメリットはありますが、その風合いをむしろ楽しめ、夏向け素材の代表格として使われています。

吸水性は綿よりも優れていて、シャリ感、ドライ感と、触れた感触で夏感を演出してくれます。

シワや縮の関係から、洗濯機で洗えないものが多く、その部分のケアが面倒な素材でもあります。

 

また夏向け代表といつつ、実は保温性や熱伝導性も優れています。なので、麻は最初はヒヤッと感じるのですが、すぐに温かくなり、その温まりの速さはウールを越えます。

その性質から実は冬にも使える素材ではあるのですが、見た目や質感の問題から夏向けとして知られています。

 

また見た目の節(ふし)が、涼しい見た目を演出してくれるのも好む人が多い理由です。

ただしパンツでは、リネン主体でできていると膝などにできるしわ感が嫌われるので、リネンをブレンドしたものが使われることが多いです。

麻をブレンドしつつも、デメリットを補い、メリットを活かす繊維として、最近は麻調合繊が人気です。

 

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高橋明利

高橋明利

繊維専門商社で5年、生産管理会社で1年働いた後、今の会社へ就職。46年続くパンツメーカーの跡取り(予定)として、3年前にパンツのソムリエ事業を立ち上げ。

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