綿ってどんな素材?ソムリエの素材講座  vol.8
素材と機能性

2020/06/22

綿ってどんな素材?ソムリエの素材講座 vol.8

素材の種類について以来のソムリエの素材講座第8弾、今日は暑い季節に涼し気な印象をくれる綿(コットン)についてです。

 

 

綿は衣料用途の繊維としては天然繊維に分類されます。

かなり歴史もありますが、最古は前回ご紹介した麻ですが、綿もインダス文明(紀元前2600年前~紀元前1800年)から発達し、各地で栽培されるようになったという点ではとても古い歴史があります。

 

綿花と呼ばれる農産物で、その摘み取ったものを紡績して糸を作り、生地を作っていきます。

 

摘み取った方の綿の方と、前回のキュプラの原料になるリンターに分かれます。

 

 

その歴史的な背景や流通量からも、用途は非常に幅広く、下着やシャツなど多岐に渡ります。その繊維長によって、用途が使い分けられていて、

 

短いもの…ふとん麺、脱脂綿

中くらい…衣料用途

長いもの…高級衣料素材

長いものは一般的に『超長綿』と呼ばれ、スーピマ綿、ギザ綿、シーアイランドコットン(海島綿)などがあり、肌触りも良いです。

スーピマ綿はユニクロのTシャツや定番の下着でも使われ、肌触りが良くてお勧めです。

 

UNIQLO

 

正直、この価格で良いのかと。。

 

 

 

パンツでも、いわゆる『綿パン』的な位置づけでよく使われます。

Factelier

 

 

 

 

綿のメリット・デメリット

 

メリット:吸水性、肌触りが良い、染めやすい

デメリット:縮みやすい、毛羽立ちしやすい

 

先でも触れましたが、Tシャツや下着をイメージされる方が多いのは、汗を吸う際に熱も吸収してくれるので、夏のイメージが強いからかもしれません。

洗濯や乾燥の際に縮みやすいという性質はありますが、家庭用洗濯OKでケアがしやすいというのも特徴です。シワにもなりますが、アイロンケアもしやすい点も素材としての特徴です。

 

これから夏は暑く、湿度の高いシーズンになります。ユニクロのエアリズムに代表されるような、機能性の高い合成繊維を使った下着やTシャツもありますが、やっぱり天然繊維の肌触りの方が良いという方が多いですよね。

 

また、パンツにおいては、綿を使ったものの代表格はやはりデニム素材でしょうか。

生地の厚さの関係はありますが、綿は通年通してよく使われる素材です。デニムはそれを体現していますね。

 

パンツのソムリエ

スリムテーパードデニム

7,900円+税

 

高橋明利

高橋明利

繊維専門商社で5年、生産管理会社で1年働いた後、今の会社へ就職。46年続くパンツメーカーの跡取り(予定)として、3年前にパンツのソムリエ事業を立ち上げ。

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