「ハイライズ」と「ローライズ」 それぞれの特徴とスタイルカバーできる部位をチェック!
股上の深さを表すハイライズとローライズ。
昨今、脚が長く見えることで、さまざまなブランドからハイライズのパンツが輩出していますが、
体型によってはローライズの方がスタイルアップして見えることも実は多くあります。
トレンドだからとたかをくくり、「誤ってコンプレックスが強調されてしまった!」なんてことがないよう、
ハイライズとローライズ、それぞれの特徴とスタイルカバーできる部位をパンツのソムリエがご紹介します♪
ハイライズの特徴は?
ハイライズとは股上(ファスナーの付け根からウエストにかけての長さ)が深いパンツのこと。
一般的には股上の長さが25cm以上のものを、ハイライズと呼んでいます。
※同意であるハイウエストはスカートにも使える言葉に対し、ハイライズはパンツのみに使用。
☆脚長効果
最大の長所は、みなさんもご存知、脚を長く見せることです。
股上が深くなることでウエスト位置が必然的に高くなり、脚の長さを錯覚させます。
☆安心できるフィット感
気になる下腹をすっぽりと包み込み、たるみ、お腹の冷え、インナーのちら見えを予防します。
肌との接触面が広くなることからローライズに比べて生地が柔らかく、履いていて安心できる抜群のフィット感の声も多数。
☆ヒップ、骨盤の広さが気になる人は要注意
腰高になることで、ヒップの大きさや骨盤周りの骨格があらわになります。
海外のモデルさんのようなメリハリボディがお好みの方には心配ありませんが、コンプレックスに思う方は試着の際に360度チェックしておくと良いでしょう。
また、ヒップにゆとりを持たせすぎるとジャージのように野暮ったくなるので、シルエットの確認はおこたらず!
ローライズの特徴は?
ローライズとは股上(ファスナーの付け根からウエストにかけての長さ)が浅いパンツのこと。
一般的には股上の長さが23cm以下のものを、ローライズと呼んでいます。
※23cm〜25cmの間は、ミディアム(ミッド)ライズ。
☆着痩せ効果
腰周りがもたつかずスッキリとした印象になるため、ひと回り華奢に見える着痩せ効果が絶大です。
トップスをインしなくても楽に着こなせるので、着る人を選ばない定番として長年愛されています。
☆ヒップが小さく見える
ヒップのおさまりが良くなり、キュッと引き締めて美尻効果をもたらします。
ハイライズが脚長に特化していたことに対し、脚とヒップのラインを綺麗に見せてくれる美脚効果はローライズならではのポイント。
☆インナー選びは要注意
股上が浅い分、しゃがむ仕草やアクティブな動きが取りづらいことも……。丈が長すぎるインナー、股上が深すぎる下着は、見える恐れがあるので注意が必要です。
ハイライズに比べて足が短く見えるように感じますが、ヒールありのシューズとのコーディネートで解決◎
ハイライズを使った、オススメコーディネート
ハイライズ ×「丈長アウター」
ハイライズ ×「オーバーシャツ」
ヒップ周りや脚のラインをさりげなくカバーする、着丈が長めのアウター、オーバーシャツを前だけインする着こなしがオススメ。
トップスとの長さの対比で脚長効果が促進され、バランスの良いコーディネートに。
ローライズを使った、オススメコーディネート
ローライズ ×「コンパクトなトップス」
ローライズ ×「スカーフアレンジ」
華奢見えが叶う特徴を活かし、タイトなトップス、ウエストでシェイプするトップス、ペプラム、インせずとも様になるジャスト丈のトップスがオススメ。
ローライズはアクセントに悩みがちですが、ベルトループにスカーフをとおしてあげることで、スタイルアップだけでなく周囲より一歩リードしたおしゃれな雰囲気が手に入ります。
パンツのソムリエからは、股上しっかりハイウエスト、ヴィンテージ加工が程良いこなれ感を生むスリムテーパードデニムがおすすめ。
国産の素材を使った本格デニムがこの価格で手に入るのはソムリエならでは。
スリムテーパードデニム
7,900円+税
https://pants-no-sommelier.com/c/main/tapered/1801
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