パンツで良く使われているポリエステルレーヨンって?

そもそもどういう素材?
代表的なものでいくと洗濯絵表示の混率表示で↓と記載されているものがそれにあたります。
ポリエステル 〇〇%
レーヨン 〇〇%
ポリウレタン 〇〇%
※ポリウレタンはストレッチ性を出すための糸なので、入っていない場合もあります。
元々はウールの代替品としてできた素材(糸)なのですが、ポリエステルはウールに比べて丈夫な固いため、それを補完するためにレーヨンを混ぜること柔らかさを出しています。柔らかさと、丈夫さを良いとこどりした素材です。
昨今はウールの原料高から百貨店ブランドでも使うブランドが増えてたり、加工技術もどんどん上がっているので、ただ単にウールの代替品としてではなく、メイン素材と言っても過言ではありません。
織り方や仕上げを変えるだけで、無地生地の見た目だけでも↓くらい違ってしまいます。
ストレッチ性を出す場合にはポリウレタンという伸びる糸を芯にして、ポリエステルレーヨンの糸を巻いた糸を作り、それを織ったり、編んだりして作っています。
どこで作られてるの?
中国やフランスなど海外でも広く作られていますが、日本だと尾州と呼ばれる愛知と岐阜にまたがる産地が有名です。
大手アパレルブランドや海外の著名ブランドからも引き合いは多いです。
何が嬉しいの?
もともとがウールを目指して作られているので、きちんと見えする素材であることとウールに比べて洗えたりするイージーケア性が特徴です。※洗濯の際には、それぞれのブランドの洗濯絵表示をご確認ください。
(素材 ポリエステル56%、レーヨン38%、ポリウレタン6%)
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