カシヤマ ザ・スマートテイラーで初めてのオーダーメイド体験をしてきた!

カシヤマ  ザ・スマートテイラーで初めてのオーダーメイド体験をしてきた!

某ダメ男がCMに起用されていたことでも最近話題になっていた KASHIYAMA the Smart Tailor.
オーダースーツが3万円からできるということで、敷居を高く感じていた「オーダーメイド」という概念は手に届くものになってきています。
オンワード(正確にはオンワードホールディングスの子会社オンワードパーソナルスタイル)が2017年10月に立ち上げて短期間で成長しているとのこと。

   

今回パンツのソムリエとしては、オーダーの世界も体験してこそ真のソムリエになれるはず!と実際にパンツを作ってきました。
できあがったパンツのレビューはもちろん楽しみなのですが、今日は来店から商品到着までの一連の流れをレポートします。

     

こぎれいな空間はまさにオーダーメイドの世界

KASHIMAYA

今回私がうかがったのは広島紙屋町にあるショップ。昨年12月にオープンしたばかりの新しい店舗。
シンプルなディスプレイに新しいということも手伝ってか整然としていて、ふらっと気軽に立ち寄るという印象ではないです。これがオーダーメイドの世界観ともいえるのだとは思いますが。
入店すると50代くらいの女性店員さんが迎えてくれ、予約をしていたので名前を伝えるとさっそくオーダー体験スタートです!

   

注文は通常30分くらいと案内されたけど。。。

注文の基本的な流れは
【生地・デザイン決め】→【採寸】→【注文内容確認・会計】
電話予約した際、大体の目安を伺った際は30分くらいとのご案内。ところが私の滞在時間はなんと2時間弱。。。正直疲れた。。。
3本作ったというのはあってもさすがにかかり過ぎましたね。

 

生地選びに私が時間を要したのは否めないのですが、正直後半のほとんどの時間は、店員さんが注文用のタブレットと格闘していた時間が長かったということは事実としてありました。
ベテランの店員さんではあったと思うのですが、もう少し操作に慣れていてほしかったな。私がそんなに特別な注文をしたとは思えないので。

   

ハイライトが最初にきちゃった?楽しい生地選び

今回私が一番楽しみにしていたのがこの生地選び。
もちろんカタチやサイズ感を選べるのもオーダーの醍醐味ではあると思うのですが、↓みてください。
ネットで見ていた時点で、たくさんの素材が色別に並んでいてウキウキ。

 

  

実際の店頭では、↓こんな生地見本帳があり、パラパラ本をめくるように自分の気に入った生地が選べます。
見本帳は価格別、ストレッチありなしなどに分かれていて、今回私はカタチ違いで3本作ることに決めていたので、カタチごとのおすすめをうかがいつつ、価格と相談して選びました。

   

採寸

オーダーメイドの採寸と言うことで、いろんな箇所を細かく採寸される覚悟でいたのですが、それは違いました。
パンツの場合は、ウエスト/ヒップ/股下くらいなもので、一応今後ジャケットなど作るためにと上半身も3か所程度測っていただきました。

   

サイズ決め

サイズは採寸したヒップを基準に、このように並べられたサイズ別のサンプルを着て調整します。

 

私の場合まず、13号のサンプルを穿かせてもらうと、ウエストが緩い以外はほぼきれいに穿けています。腰回りが少しだけ突っ張る気がするので一応15号を穿かせてもらいましたが、それだとウエストはさらにがばがば、ヒップまでも緩いので、それであれば13号を基準に後で細かな補正をしましょうとのこと。
再度13号を穿き、ウエストを5cmつまみクリップ止め、股下を普段穿く靴のタイプに合わせてクリップ止め、これでサイズ決めは終了、他の型もこれを繰り返します。

   

フルオーダー?パターンオーダー?

何を期待していったということではないのですが、既にできあがっているサイズ別のサンプルを穿いて一部分を調整するだけの工程がどこか想像していたものよりシンプルで、え?これってオーダーメイドって言える?と思ってしまいました。
調べてみるとオーダーには種類があって、その解釈は各社様々らしいのですが(専門家からするとそれ違うでしょ!ということも結構あるらしい)今回のKASHIYAMAはこの表でいくとイージーオーダーということになるのかなと思います。

 

ringwood

細かく言えば、注文して届いた状態で問題なければパターンオーダー、届いてみたもののどこか調整が必要であればイージーオーダーと言えるのかなと。(KASHIYAMAでは購入から1年までは無料でしてくれるようです)

 

改めてページをみてみると謳われているのはあくまで「オーダーメイド」だけなので、勝手にこちらがなにかを期待していたと言われればそこまでなのですが、各社サービスの度合いは違うと思うので注意が必要だなと思いました。ま、結局自分に合うものができれば問題ない訳なのですが。

     

最終確認、会計

当日の流れに戻ってお会計。
お会計についても一言言いたい。これまた時間がかかった要因の一つなのですが、今回3着注文して、工場は中国の大連と上海の2つの直営工場になるとのこと。それはいいのですが、会計も別々になります、とタブレットにいろいろ入力し直しが必要のようで店員さんタブレットと格闘→私放っておかれる。これは内部事情ですのでシステム変更願います!

 

今回私の購入金額は下記3点。
テーパードパンツ 19,250円(スーツだと5万円の生地レベル)
ストレートパンツ 11,550円(スーツだと3万円の生地レベル)
タックリラックスパンツ 15,400円(スーツだと4万円の生地レベル)

     

届きました!1週間強で到着

来店したのが1月7日、そこから9日目の1月16日にはもう私だけのパンツが届きました、それも中国からと考えると早いですよね。

 



 

1本ずつこんなかたちで、商品は真空パック状態になっていました。

     

できあがった商品はコチラ

左からテーパード→ストレート→タックリラックス、なにしろ丈がフルであるのがうれしくて。
それぞれのパンツについてのレビューは次回以降アップしていきます、ぜひ読んでください。