なぜシャネルは女性たちに愛され続けるのか?それは“シャネルのブランドコンセプト”にある

なぜシャネルは女性たちに愛され続けるのか?それは“シャネルのブランドコンセプト”にある

 

[目次]

・ココ・シャネルの生い立ちと「シャネル・モード」の誕生

・シャネルが女性たちに与えた影響

・ココ・シャネルのコンセプトとは

 

世界的ハイブランド「シャネル」は女性たちに愛されるメゾンブランドです。

シャネルといえばだれもが一度は目にしたこと聞いたことがあるかと思います。

特に香水「シャネルN°5」は時を超えても色あせない香りで現代もなお多くの人に愛用され続けています。

 

シャネルの化粧品は私たちにとても馴染みのあるものですが

シャネル誕生時(1910年)は「シャネル・モード」という帽子専門店からスタートしました。

 

 

ココ・シャネルの生い立ちと「シャネル・モード」の誕生

シャネル創業者のココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)はフランス・メーヌ(ソミュール)で生まれました。

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✓孤児院にて裁縫を学ぶ

中世的で品のある街で育った彼女は幼いころに母を亡くし、その後、孤児院に預けられ12歳から18歳まで孤児院で過ごしていました。孤児院での生活は厳しいもので、そこでは裁縫を学んでいました。

 

✓キャバレー時代のあだ名が「ココ・シャネル」の由来名

その後は、仕立て屋で働きながら夜はキャバレーで歌っていました。

「ココ・シャネル」の“ココ(coco)”はキャバレー時代に名付けられた由来でフランス語で“可愛らしい”などの意味があり彼女の美貌と愛くるしさが伝わります。その「COCO」が「COCO CHANEL」の由来です。

 

✓シャネルのエレガンススタイルのベースは愛人と過ごした日々から

その後、繊維業の跡取りエティエンヌ・バルサンと出会い彼の愛人になります。

裕福ではなかった彼女には愛人としての生活はとても贅沢でそこで上流社会の作法を学び優雅さに触れます。

 

✓帽子屋「シャネルモード」が「ココ・シャネル」のスタートとなる

バルサンと愛人関係でありながらもイギリス軍のアーサ・エドワード・ボーイ・カペルと付き合います。

彼はシャネルを援助し、初のブティック店「シャネル・モード」に出資しました。

帽子屋からスタートしたシャネルは、時代の変化に合わせるのではなく自分の感性でモードなファッションをつくりあげていきました。

 

 

この4つが今の「ココ・シャネル」を作りあげるベースとなっています。

彼女のストーリーを振り返ってもわかるように彼女は“裕福”とはかけ離れた生活。苦労をしながら自分の手で生活を手にしていました。

ハイブランドの中でもシャネルが特別なのは貴族御用達ブランドのルイヴィトンやエルメスなどと違い

「ココ・シャネル」は孤児だった女性が築き上げたブランドだからです。

 

 

 

シャネルが女性たちに与えた影響

 ✓シンプルでエレガントな要素

CHANEL

 

1910年、帽子専門店「シャネル・モード」を立ち上げる。

シンプルでエレガントなスタイルは1900年代の派手な装飾やカラフルな色合いとは一変、世間から注目を浴びます。

 

 

✓ジャージー素材のドレスで「コルセットからの解放」

1913年、高級土地ドーヴィルにモードブティック「ガブリエル・ブティック」をオープンし、スポーツウェアのコレクションを発表。

1914年には第一次世界大戦がはじまり、これまでは男性の労働者だけでしたが女性も外に出て働きだすようになります。

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そこでシャネルは動きやすいジャージー素材をドレスに仕立てます。これは世界で初めて女性のファッションにジャージー素材を取り入れた出来事です。(戦時中でしたので高価なものは手に入れにくくジャージー素材は安価だったのも理由の1つです)

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その頃のドレスといえばコルセットの窮屈なドレスでしたので「コルセットからの解放」などと世間から注目を浴びました。(それ以前にコルセットの解放はポール・ポワレが行っていましたがシャネルも同様に社会変革を起こしました。)

 

 

✓パジャマスタイルがパンツスタイルの基礎に

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当時ネグリジェを就寝時の洋服として女性たちは着用していたのを1918年にシャネルは街にも着ていけるパジャマスタイルとして発表。男性のパジャマはパンツスタイルだったことからパンツスタイルのパジャマスタイルを発表。

パジャマスタイルは女性のパンツスタイルの拡散の原点となります。

 

 

✓シャネルスーツが働く女性たちに注目を集める

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1923年 最初のシャネルスーツ“ツィードスーツ”を発表。

シャネル風スーツという言葉があるほど、シャネルのスーツデザインはオリジナリティが高く多くの女性を虜にしました。

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第一次世界大戦後のアメリカでは戦時中の女性の労働も当たり前となったのもあり戦後も社会へ進出女性たちが増えました。そこで注目されたのがオシャレなスーツ。中でもアメリカではシャネルスーツが流行になり、オードリー・ヘップバーンなどのセレブにも愛用されました。

 

 

✓リトル・ブラック・ドレス

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1926年“リトルブラックドレス”を発表

今でこそブラックのドレスは当たり前ですが、当時は黒=喪服のイメージがあり

当時の女性たちは華美な装飾が施されたカラードレスを着ていました。

そんな中、リトル・ブラック・ドレスはシンプルなブラックドレスで足首を軽やかに出し、他とは違う印象を与えました。

ジャージー素材のドレス同様に重く暑いドレスを着る女性を自由に開放的にしたドレスの1つです。

 

 

シャネルが世間に女性たちにもたらした影響は革命ともいえるくらいすごいものです。

ファッションが女性たちの気持ちを揺さぶるだけでなく社会的な地位やモチベーションまでにも影響を与えていることがわかります。

 

 

「ココ・シャネル」のコンセプトとは

シャネルが作り上げたジャージードレスやリトル・ブラック・ドレスが与えた影響からわかる通り

シャネルのコンセプトは

・女性の服の解放

・古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像

コルセットドレスの窮屈さから女性を解放したドレスを作り、労働者やスポーツ用の素材だったジャージー素材をドレスに使用。さらにドレスやスカートから動きやすいパンツルックに変えるなど、男性から見る女性の固定概念を覆し女性を自由に解放してきました。

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シャネルのコンセプトは110年後の現代も受け継がれ大切にされています。

ブランドコンセプトを大切にしている「ココ・シャネル」だからこそ現代でも多くの人に愛され続けています。

ブランドコンセプトは商品をつくりあげる上でとても重要です。

 

ブランドコンセプトを知ることでより「ココ・シャネル」の魅力が増したのではないでしょうか?

コンセプトを知ることで洋服を身に付けるときの気持ちも変わりそうです。

 

 

 

 

Pants.jpのブランドコンセプト「私を描く」

「私」を描くをコンセプトに誰もが持つコンプレックスを「生かす」発想でdesignを展開するブランド。

 

いろんなものが共存しあう時代に単にトレンドをとりいれるのではなく

「私」という世界観や感性を軸にしながら「私」を描く。

そして誰もが持つコンプレックスは「生かす」という形で自分のすべてを表現する。

 

「私」を大切にすることで自分にしかないオリジナリティを人生に描いてほしいという思いを込めています。