パンツに裏地って必要?透け防止だけじゃない!理由を調べてみた

パンツに裏地って必要?透け防止だけじゃない!理由を調べてみた

「裏地付きのパンツ持ってますか?」と聞かれてピンとくるのありますか? 裏地ってスーツなどの"ちゃんとした服"についてるイメージで、私は持っていないので「NO!」の即答。  

...だったのですが、ここ最近レビューした商品で、2商品ほど裏地がついた商品があり、裏地について調べてみました。      

裏地って何のためにある?

YAMATOMI ホームページより)

①表生地の補強
②透け防止
③着脱をしやすくする
④保温性を高める
⑤見えないおしゃれ(これは主にジャケットなどで、パンツにはあてはまらないですかね)  

①~③は確かに、ふむふむと思いつつ、④はこれはパンツにはどうなの?と思います。
パンツの裏地と言ったらサテンかキュプラのようなつるっとした素材になりますよね、そうすると暑い季節ならペタペタ張り付くし、冬はひんやり。寒がりでタイツを穿いてからパンツ穿く、って人にはいいかもしれませんね。    

実際の裏地付きパンツを見てみよう

私が最近出会った裏地付きパンツの1つ目。
カシヤマ ザ・スマートテイラーのテーパードパンツです。
レビューでも書いたのですが、カシヤマの場合、生地によって裏地をつける付けないが決まっていてこちらには選択権なし。
せっかく2WAYのストレッチ素材を選んだのに、とか裏地あるせいで変なしわ出たり、と言いたいことはあるのですが、確かに
①表生地の補強と③着脱しやすさは納得。ひざの曲げ伸ばししても、表地に負担が行く前に裏地がクッション代わりになってくれるから、ヒザ抜けなどもしにくくなるのは確かに、です。  

         

カシヤマのパンツはオーダースーツのパンツ購入だったのでそこまで違和感感じなかったのですが、このリネン混の春アイテムであるミラオーウェンのパンツが裏地付きだったのには驚いたというか意外でした。

 

Mila Owen

 
 
裏地がついてるかどうかって、商品説明にも特に記載がないものですね。確認するとすれば素材欄に「裏地」の記載あがあるかどうか。
この素材はリネン混なので、この色は問題なさそうですが、色違いのアイボリーだとそれは透けるかも。
伸びない素材だからヒザ抜けなども心配ではあり、裏地が付いていてくれたほうが安心といえばそうかもしれません。
ただ、暑がりの私にはせっかくのリネン混、涼しくさらっと穿きたいなという気持ちのほうが強いかなと。      

裏地の付け方の種類

旭化成さんの繊維事業ホームページでこんなわかりやすい画像を見つけました。
パンツの裏地は総裏が基本ですが、ひざ下までつける、前だけに裏打ち、ひざ裏などのつけ方があり、少なくとも最も型くずれしやすいひざ裏だけでもつけておくとシルエットがキープできます、とのこと。  

     

メーカーも、わざわざコストをかけて意味なく裏地はつけないはず。今後は少し気にしてみてみようと思います。